活動

ふくおかこども「おにぎり塾」

2015年11月から始まった活動です。スクールソーシャルワーカーの先生から、「夏休み子どもの生存確認のために、小学校の先生が家庭訪問をする」ということを聞き、ショックを受けます。

「子どもを取り巻く環境が悪化しているのでは?」そう思って活動を始めました。家庭にはいろいろな事情があります。どんな事情があっても、自分が食べるものは自分で作ることができる、自立した子どもになって欲しい。

そこで、日本の伝統食であるおにぎり、おみそ汁を作ることを始めました。作るのは、子ども。危ないこと以外は口出ししません。ボランティアさんも、自分が食べるおにぎりは自分で作ります。子どもに一方的に「してあげる」のではなく、大人も「教えてもらう」ことがたくさんあります。子どもも大人も、まあるい笑顔になっていく活動です。(参加料無料)

いっぴん塾

「おにぎり、おみそ汁だけじゃ、つまんな~い!」という子どもたちの声に応え、2016年から始めた活動です。一品おかずを作る、自分が作ったものは尊いもの(逸品)であるという意味を込め、いっぴん塾と名付けました。

たまご、フライパンの扱いから始め、子どもでもできるレシピの下、季節のごはんやおかずを作っていきます。ちらしずし、巻きずし、いわしの手開きから作るつみれ汁、お正月料理も!子どもたちが、真剣に取り組む姿勢には、こちらがビックリ。自分が切った野菜はしっかり食べることができるようにもなります。

ふくおかこども「おにぎり塾」隊

おにぎり塾やいっぴん塾をしていて気づいたのは、子どもたちが目の前にあるごはんがどうやってできたのかを知らないこと。スーパーやコンビニに並んでいるものしか見たことがありません。

そこで、無農薬栽培をしている農家さんにご協力いただき、田んぼや畑に訪問。あぜ道で羽釜のご飯を炊いたり、みそ汁を作ったり、野菜を収穫したり、稲刈りをしたり…。羽釜に薪をくべるのはみんなやりたい!こと。

稲刈りで出会った虫たちに、最初は気持ち悪~いと言っていたのに、最後には友だちに。さぼっている大人は時々子どもたちから叱られます。火と刃物の扱いができるようになると、子どもはぐっと自信を持ちます。災害対策にもなります。

講師派遣

当団体には、様々な講師が登録しています。幼稚園の先生、管理栄養士、食育活動を長くしている人、安心・安全な食を扱う人・・・。

対象年齢は幼児~小・中学・高校生~大学生~高齢者まで。子育て中のお父さん、お母さんも。地域の自治会でも。学校でも。依頼内容に応じて、講師を派遣いたします。

ぜひご相談ください。(ビジネス、宗教は抜きですので、ご了承ください)

その他の活動

映画の自主上映会、マルシェの開催、ワークショップの開催など、様々な活動を行ってきました。行政や外郭団体からの委託事業、CSR企業さんからの場の提供を受けてのイベントなど、食に関る活動を行っています。

ボランティア募集

現在、以下の活動内容に関するボランティアさんを募集しています。関心のある方はぜひお問い合わせください。

ボランティア活動の募集内容

オンラインイベント(オンラインおにぎり塾)のアシスタント
【イベント動画の編集や更新作業】
撮影した動画を編集して、YOUTUBEにアップする作業や更新する作業をお願いします。
詳細はお問い合わせください。

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